BIRTHの精子提供方法：人工授精の仕組みとメリット
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BIRTHでは、3種類の精子提供方法から方法を選べます。まずひとつめは「人工授精」です。人工授精は、精子を子宮腔内に直接注入し、自然分娩に近い状態で妊娠に導く治療法です。
妊活には最も妊娠しやすいタイミングに性交を行う「タイミング療法」という治療法がありますが、この方法と違って人工的な印象を持つ方もいるでしょう。しかし人工授精は「タイミング療法よりも奥に精子を注入する方法だ」と説明されるとイメージが湧きやすいかもしれません。タイミング療法の場合、精子が入るのは子宮の手前までなので、より自然な方法だと言われています。人工授精も子宮内に精子が入ったあとは、自然分娩と全く同じ手順で出産まで進むので、より自然な方法だと言えるでしょう。
人工授精のメリットは、妊娠率のアップが見込めるという点にあります。普通の性行為では、精子が放出されても卵子の周りにたどり着けるのは数十匹から数百匹だと言われています。人工授精は子宮腔内に直接アプローチするので、排卵のタイミングをみてベストなタイミングで精子を送り込むことが可能です。自然分娩とは違い、妊娠の成功率をアップさせる治療法だと言えます。
人工授精は、身体的にも費用的にも負担が少ない方法として現在も改良が重ねられています。
人工授精は、1949年に慶応大学医学部でスタートした治療法で、体外受精や顕微授精に比べて長い歴史があります。歴史のある安全な治療法なので、より安心してチャレンジできる治療法です。
